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作品紹介

蕨谷哲雄作品集
 
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日本超古代史研究  上巻 


最終氷河期から三皇五帝まで


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   構想16年の大作です。16年前に主要部分が完成し、一部は公開していたのですが、出版社と最終的な折り合いがつかず、全面公開はしませんでした。 
   その後、新事実が次々に発見されたので、本作品の内容も旧作を大幅に改訂しました。
  内容は韓国人もビックリの日本起源説ですが、縄文土器が世界最古の土器であることや沖縄の海底に海中遺跡らしきものがあることなど、全く根拠がないわけではありません。
 ムー大陸アトランティス大陸の水没などの話はいかにもホラ話のような印象を与えますが、氷河時代は現在よりも海水面が200メートル低かったので、間氷期になって大洪水が発生するのは当たり前です。
  氷河時代と言っても亜熱帯あたりは温暖だったので、そこに文明が発生してもおかしくはありません。  
 文明が発生する場所は大河の下流域の低地あたりが一般的なので、間氷期になれば当然水没してしまいます。 現在よりも海面が200メートル上昇したらどうなるか考えればイメージも沸くでしょう。  
 今までの考古学や歴史学は海水面の変動に関してはあきれるほど無知でした。技術的に海中の遺跡を調査することが困難だったので、実証も少なくやむを得ない事情もありますが、最近になってやっと水中考古学も体制を整えてきました。今後に期待したいところです。
  沖縄の海中遺跡(ただの節理にすぎないという説もありますが…)が発見される以前に本作は公表されていました。

日本超古代史研究  中巻 

高天原から豊葦原瑞穂国まで

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 この巻になってやっと日本の話になります。
 古文書を参照にして話を組み立てましたが、大和王権はやはり外部から日本列島に侵入したと考えるべきですね。  
 どのあたりかは、だいたい見当がつくとは思いますが……。
 大和王権が侵入した時点で、日本列島にはどのような勢力が存在したのか?
 教科書的には縄文人と弥生人ということになりますが、非常に雑でいい加減な分類です。当時の社会の実態は大したことが判明していません。
 弥生人は基本的に中国からの難民でしょう。当時中国は戦国時代でずっとドンパチやってましたから、一国が滅んだら大勢の難民が発生したと思われます。
 中国は広いし、難民が発生する時期も違っていたでしょうから、かなりの時間の幅で数次にわたって日本に避難して来たことでしょう。  
 教科書などでは弥生人が縄文人を駆逐したかのような表現をしていますが、そうだったとしたら現在の日本人の言語は中国語に近いものになっていたはずです。
 日本に来るには朝鮮半島経由が一番安全なルートですから、「中国難民と一緒に朝鮮人も大勢来たのでは?」ということも考えられますが、当時の朝鮮半島の住人は現在の住人とは違っていました。
 欠史八代(けっしはちだい)問題というのがあります。古事記日本書紀では系譜は存在するがその事績が記されない第2代綏靖天皇から第9代開化天皇までの8人の天皇のことです。
 歴史学者の多くはこれらの天皇達は実在せず後世になって創作された存在と考えているようですが、私がよく調べてみたらこの時代に大和王権内部で大事件が発生していたことが判りました。

日本超古代史研究  下巻

浦島太郎から藤原不比等まで

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 本作品は歴史史料をもとに構築されていますが、基本的には小説です。史実を重視して作品構成してますが、不明な箇所は推論によって補われています。

 古事記の中には大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)の娘「迦具夜比売命」という女性が出てきます。

 垂仁天皇の時代の話ですが、この天皇を調べてみると、なかなか面白い天皇で、何と浦島太郎とも関係しています。

 おとぎ話製造機みたいな天皇ですが、この天皇は実在していた可能性が高いの で、迦具夜比売や浦島太郎も実在が考えられます。しかし、実際に当時の人間が月とか海中の竜宮などに移動することはあり得ないので、現実にそれに類するよ うな場所はどこなのかを推察してみるの も一興でしょう。 

 邪馬台国の所在地に関してもいろいろな人が好き勝手なことを言っていますが、この作品を書いている内に、意外と簡単にその場所を特定してしまいました。九州説だの大和説だのと決めてかかるから簡単なことも判らなくなってしまうのです。

 勿論、フィリピンとか太平洋上の海面などという説は論外ですが……。
 日本史上最初の国際戦争である「白村江の戦い」は新羅による悪口外交が原因でした。
 また、調べていく内に飛鳥京が結構本格的な都市だったことも判明しました。最近になってようやくこれに近い学説も出てきましたが、私の方が先に発見しました。
 昔の学説だと、突然平城京という巨大都市が出現して、それ以前は「天皇が替わるたびに都も替わった」などという噴飯物の学説がまかり通っていました。藤原京の規模が平城京と同規模であることが判ったのも比較的最近です。

悟り  

ヴィマラキールティ  スートラ   驚異の宇宙論

悟り2
 この作品の種本は維摩経という経典です。

 この経典は原本が小説仕立てで、内容も仏典にしてはさほど難解ではないので 昔から一般人にも愛読されていました。 日本で最初に翻訳したのは聖徳太子という説もあります。聖徳太子の実在性も問われていますが、私は実在したと考えています。その詳細については日本超古代 史研究をご笑覧ください。  

 私が維摩経に興味を持ったのは、ここで語られている世界観が銀河系のサイズと偶然一致していたからです。
 大乗仏典なのでいろいろな仏が出てきます。
 仏=宇宙人というと何か安っぽいSFになってしまいますが、仏性=宇宙法則と理解すればどうでしょうか?
 維摩経は大乗仏典なので空論(無駄話という意味ではない)の解釈がメインテーマになっています。「色即是空」は有名ですね。その意味を理解できる人はほとんどいませんが……。
 現代物理学の真空の概念と共通性があるのも興味深いです。
 宇宙エネルギーなどというとオカルト風な言葉ですが、宇宙はさておき、エネルギーとは何なのでしょうね?  
 それが理解できれば「あなたは悟りを開いた」と言っても良いくらいです。
 エネルギーの概念は小学校の理科でも習いますが、教わるのは現象面だけであって、本質ではありません。
 その現象面でも宇宙を支配しているダークエネルギーについて全く理解が進んでいません。
 古代インド人が現代人を凌駕する物理学の知識を持っていたとは考えられませんが、漢方医学が古代から存在するにもかかわらず現代医学とある分野では同等以上の価値を持つのは事実です。真理の到達点を目指す道は一本ではないということです。
 
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